OEM受託企業のオリジナル商品自社販売は、必ず失敗する。

OEMによって業績を上げてきた経営者が自社ブランドを立ち上げ前に考える10のこと

0から商品やサービスを生みだす仕事は、経営の醍醐味とも言えます。ところが、多くの企業がオリジナル商品販売で苦戦しています。特に今まで商品を直接販売してこなかったOEM受託企業が、新規事業と銘打った新商品販売の展開は簡単には行かないようです。ここでは主にOEM受託企業の経営者に向けて、オリジナル商品販売を始める前に考えておきたいことをまとめました。自社製品販売への可能性を模索中のみなさまへのヒントになれば幸いです。さらに完全版のテキストを無料で配布しております。ぜひお読みいただき、今後の事業にお役立いただければと思います。

OEMによって業績を上げてきた経営者が自社ブランドを立ち上げる前に考える10のこと WEB簡易版

1.今すぐ脱受託を叫ばない。

メリットとデメリットを再認識

OEM受託企業は、委託先のブランドで生産する業務を請け負うことで、多くのメリットを享受できる反面、いくつかのジレンマを抱えています
				。経営者の中には受託過多により自社の企業価値を衰退させる危機感を持たれている方も多いのではないでしょうか?OEM業務受託で大きく成長過程にある企業にとって、規模を拡大して受注数を増やしていくか、得意とする技術をもとに新しい事業に取り組んでいくか判断が難しいところですが、取り扱っている業態が成熟期を過ぎるとタイミングも逸してしまいます。受託によるメリットを享受しているうちが自社ブランド立ち上げるチャンスかもしれません。

オリジナル商品販売で現状打破の可能性は?

OEM受託によるメリット

  • 安定受注の確保
  • 設備稼働率の向上による製造コスト抑制
  • 製造技術・品質管理ノウハウの吸収
  • 知的財産の蓄積

OEM受託によるデメリット

  • 自社ブランドの構築・育成に繋がらない
  • 生産量が相手先の都合に左右される
  • コスト圧力により価格支配権を失いやすい
  • クライアント企業への設計ノウハウ流出
  • ルーチーン作業によるモチベーションの低下
  • 独自技術が伝承しにくい

10年後の新入社員を妄想する。

業績の良い時に未来を憂う

コスト圧力

コスト圧力

これじゃ利益取れないよ いつまで続くのか…

新しいものを作りたい 同じことの繰り返し

うちの商品使ってくれているユーザーが見えないのは寂しい

受託メインの企業にとって、利益率の確保は常に頭の痛い問題です。クライアント企業も他社と競合しているわけですから、パートナー企業と言えどもコストの削減や納期の短縮を要求するのは当然。そのコスト圧力は、受託企業のみならず末端の企業まで次々と連鎖していきます。同じ位置で競合他社との競争を続けるのか、新天地を目指すのか、重要なのは経営者の強い意思表示。その強い志こそブランドの礎を築き、10年後の社員の質に大きな影響を与えます。

10 things to consider before you start your own brand.

依存するビジネスの脅威

死ぬ時は一緒。これは嘘でしょ。

将来の利益をどの程度見込み投資をするのか、経営者によって会社の未来を左右する大事な判断になります。ところが、OEM業務過多になってくると自社の経営努力だけではどうにもなりません。

御社の経営を揺るがす事象が、「取引されている企業の業績」ということはありませんか?

Who are you ?

やっぱり、誰も知らないんだって。

陥りやすい新商品発売の失敗

10 things to consider before you start your own brand.

みなさんとても驚かれます。

どこよりも良いものができたのに… クライアント企業と作ってきたものと変わらないのに 今までよりも安くて利益とれるはずなのに…

ユーザーは信頼のあるブランドだからこそ、商品を買っているのです。まったく見たこともないブランドが出てきたときに、例え少し安いとしても、その商品を選ぶでしょうか?ついているブランドマークが違う。最初から勝負は決まっているのです。

あら?おかしいな

カッコつけたブサイクは一番嫌だよね。

10 things to consider before you start your own brand.

ものが良くても売れない

見た目だけ格好つけても選ばれる商品にはなりません。誰のために何をするのか考えること。そしてその考えを開発から製造、販売、流通に至るまで統一することでブランドが作られていきます。この商品はいい商品だから放っておいても売れる、お金をかければかけるほど売れるというのは甘い考えです。広告やデザインは商品が完成してから発注することが一般的ですが、担当部署間の都合で開発コンセプトから薄まってしまう例を数多く見てきました。カッコよくすれば売れるということでは無いのです。

そもそも売り方が違う

新商品販売が伸びない原因の一つが営業組織の違いです。OEM業務を長く続けてきた企業hあ、委託先企業への担当者と太いパイプを築き、見えないところに手が届く営業を展開してきました。一方で、ユーザーに商品を届ける術を持っていません。やってきてないので当然です。ところがやり手の営業マンほど、商品への自信から売るのは簡単と考えるから不思議です。メーカーにはマーケティングや広報を専門に扱う部署がありますので、それぞれ営業のスペシャリストが宣伝や広告に使える予算を上手に使ってブランドを育てています。この人たちと同等に渡り合えと言われても、ビジネスチャンスはいつになっても回ってきません。

10 things to consider before you start your own brand.

知らないこと。すら知らない。

恩を仇で返すわけにはいかないし。

10 things to consider before you start your own brand.

OEM受託企業独特の悩み

OEM受託企業の新商品はクライアント企業と同じ販路で同じような商品を販売するケースが多く、競合する可能性があります。また、取引先企業と良好な関係であればあるほど、取引先の商品より安く売ることはできません。モラル的にも好ましく思われないでしょうし、場合によってはOEM業務の地盤が崩れかねません。ということは、クライアント企業よりも3割近く安く売れる商品を生み出したとしても、関係が良好であればあるほど、高く売らなくてはいけないジレンマが生じます。こちらの方がブランド認知がされていないのに…このように、OEM業態で製品を卸していた企業が自社の商品を生み出すには、ユーザーに向けた取り組みだけではなく、クライアント先との関係性も考慮した取り組みが必要になってくるのです。

吉田沙保里も倒せるはず。

10 things to consider before you start your own brand.

視点を変えて勝てるところを探す

ユーザーが喜ぶ安いものを大量に生産する商売とは別に好調なのが高付加価値を謳った高級商品の販売です。例えば炊飯器。3万円台の商品が売れ筋ですが、少し前に7万円クラスの高級ラインを各社がラインナップしたところ、シニア層に売れ続け、今では7万円クラスでは満足せず10万円オーバーの商品が売れ始めています。実際に数が出るのは3〜5万円の商品でしょうが、材質にこだわった10万円の炊飯器を探している少数派に目をつけて、ピンポイントでの一本釣りがヒットしたいい例でしょう。これは新商品を立ち上げる際のヒントにもなります。つまり、同じ商品を作っても売れないなら違う商品を生み出せばいいのです。

悪いけど踏み台にする。

10 things to consider before you start your own brand.

失敗例に学ぶ

自社ブランドにこだわるあまり、OEM受注契約を打ち切り経営が危うくなった。販促活動の人員や予算がかかりすぎる。クライアント先とバッティングし信用を失った。社長に言われるがまま新商品を作ったが、在庫を抱えて倉庫代もバカにならない。東京のデザイン会社に頼んだら良く分からないうちに多額の請求をされた。これらは非常によく聞くはないですが、多くは初めての挑戦の中でこんなことが起きるとは知らなかった。ことが要因です。あらかじめ起こる問題を予期していればリスクを最小に抑えることができるかもしれません。

うちのやつが世界一。って言いたい。

10 things to consider before you start your own brand.

ブルーオーシャンで一本釣り

見た目だけ変えて新商品を販売しても、同じ世界でビジネスを続けていることに変わりありません。OEM受託企業が新商品を発売する際に考えることは、

  • 競合の少ない市場を探して
  • ブランドを作りながら商品開発をし
  • 売り方も含めたデザインの徹底

商品企画から販売までをトータルでデザインする考え方により、従来のビジネスの業態とは別の世界でのビジネスを生み出すことができます。また、この考え方を社員と共有して身につけることは、社内のモチベーションアップに繋がるだけでなく、従来のクライアント企業との取り組みにも大きく影響してくるはずです。

レンコンデザインができること。

rencon. Rencon Design,inc.

ブランド立ち上げサポート

新しいブランドを立ち上げたいと本気で考える志の高い経営者とともに考え、ものづくりに邁進する人たちとおもしろい商品を世の中に生み出したいと考えています。

OEM受託企業の傾斜向けサービス

  • 従来のOEM業務を継続したまま
  • 新しいブランドを立ち上げて
  • 収益力×技術力×社員力=企業の価値を底上げする

只今、新ブランディング立ち上げ計画中の企業のみなさまへ

レンコンデザインによるデザインと売り方提案をセットにした自社ブランドを立ち上げるまでのデザインパッケージを提供します。

Brand launchers package POWERD by RENCON

まずはこちらをお読み下さい 無料のメールマガジンに登録いただいた方に配布中 OEMによって業績を上げてきた経営者が自社ブランド立ち上げ前に考える10のこと 完全版 メールマガジンでは、毎週ブランディングやデザイン、マーケティングに関する情報をお届けします。

1日3社限定 無料相談会実施中 個別に企業様のお悩みをお聞かせください

Brand launchers package ブランドランチャーズの詳細WEBサイト 10月上旬OPEN

レンコンデザインとは?

お問い合わせはこちら

PAGE TOP
メルマガ無料登録 経営者が考えるべき10のこと 完全版配布中
お問い合わせ 03-4540-1445
メールマガジンのご登録
『ブランドランチャーズ メールマガジン』では、はじめに「経営者が考えるべき10のこと」の完全版をお送りします。さらに、弊社が担当した企業の成功事例など、ブランディング構築や経営課題の解決に参考となるビジネス情報を定期的にお届けいたします。
ご氏名
ふりがな
会社名・団体名
所属部署名
役職
電話番号
メールアドレス
お問い合わせ
「ブランドランチャーズ」に関して何かご不明点等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
お問い合わせ項目
ご氏名
ふりがな
会社名・団体名
所属部署名
役職
電話番号
メールアドレス
お問い合わせ内容
無料相談会
「ブランドランチャーズ」無料相談会は、ご希望の日時を事前に決定した後、直接ご来社いただく形となります。弊社からブランドランチャーズについての説明、さらに御社のビジネスの悩みや希望などをお聞きいたします。無料相談のお時間は1社約1時間とさせていただきます。
無料相談をご希望の方は、下記のフォームより必要事項を入力の上送信してください。後ほど確認し、日程調整のためのメールをお送りいたします。
ご氏名
ふりがな
会社名・団体名
所属部署名
役職
電話番号
メールアドレス
ご希望の相談日
(第2希望までご記入ください)
お問い合わせ内容